こんにちは。最近蚊に刺されることが少なくなって嬉しがっているインターン生の杉山です。
前回の続きとして、今回も実際に滞在する中で気付いたCBBフリースクールの問題点である「長期間来る生徒がほとんどいないこと」について書きたいと思います。
前回は言語習得には時間がかかり、生徒と私たち教える側の両方が言語習得のために本気で取り組む必要があるということを書きました。
今回はその「本気」で取り組むために必要なモチベーションについて触れたいと思います。
自発的ではない勉強するモチベーション
CBBスクールには現在5歳から20歳までの子どもが来ていて、コアな層は12歳から17歳です。
CBBに来るきっかけは純粋に「日本語・英語を学びたいから」という子どもは少なく、「友達や兄妹が行っているから自分も一緒に行くことにした」という理由がほとんどのように思います。
継続的に生徒が来る理由は「授業が楽しい」「インターン生が好き」「褒められるのが嬉しい」「新しいことを学ぶのが楽しい」「友達と一緒に過ごせる場所だから」などがあります。
しかしながら来るモチベーションの拠り所が自発的ではなく他人にあり、またフリースクールであり、来る強制力も働かないため、遅かれ早かれ「他のことで忙しくなった」「飽きた」「嫌になった」「好きなインターン生が帰国した」などの理由で来なくなってしまいます。
しばらく経って帰ってきてくれる生徒もいますが、それでもやはり学んだことを忘れているのでもう一度同じ内容を学ぶ必要があります。
学んだ先のゴール設定の重要さ
難しいところは、生徒は前日まで楽しく学んでいても何の兆候も見せることもなく、いきなり来なくなるということです。
先輩のインターン生によると,この問題は最近始まったことではなく、長い間存在しているようなので解決する必要があります。ではなぜこんなことがずっと起きているのでしょうか。
僕が考えるに原因は学んだ先のゴールが見えてないことだと思います。
なぜ自分が日本語や英語を学ぶのか、学ぶ目的が見えておらず、CBBに来なければならない理由も特にないため、簡単に諦めてしまうのだと思います。
子供だからこそ伝えたい、勉強する意味
私たちも小さいころ、勉強の目的が分からず、勉強するのが嫌だと思ったこともありましたよね。
年を重ね勉強することが習慣化すれば、良くも悪くもなぜ勉強するのかその目的を考えることも止めてしまいます。
だからこそ、小さい子どもに勉強の楽しさやその意味について教えるということを大事にして、子どもが自分の中にCBBに来る目的を見つけられるように頑張っていきたいと思います!
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