スオスダイ!
合同インターンに参加中の三井です。
最近は、いよいよクラウドファンディング申請も大詰めで、元から早く感じていた1週間がより早く感じます。それでも、この二度と帰って来ない1年間は忙しくしに来たので、そういった意味ではとても充実しています。
さて、私がカンボジアに来たのは5月ですが、カンボジアの5月といえば、雨季が始まる時期になります。
私は、マレーシアに留学した際に、雨季は経験済みですが、カンボジアの雨季とマレーシアの雨季は、雨の降り方が違います。
マレーシアの雨季は一日中、雨が降っているのに対して、カンボジアの雨季では、夕方から深夜にかけて豪雨が降ります。
そんなカンボジアの雨事情ですが、村にいる時とプノンペンにいる時で、その豪雨に対する考え方が変わってきます。
今回はその村での豪雨とプノンペンでの豪雨の差について書きたいと思います。
この記事の目次
村での豪雨
村での豪雨は、基本的に嬉しく思います。
なぜか。
涼しくなるからです。
雨季は、乾季より断然涼しいですが、それでも水浴びをした後、汗はかかずとも体が少しべたつくくらいの気温です。
しかし、豪雨が降る日は、寝る際、とても涼しく、快眠することが出来るため、豪雨を嬉しく思います。
ただ、村で豪雨が降った際に、喜ばしくないことが2つあります。
1つ目は、降り止む時間によりますが、就寝する時間まで降っているとうるさくて寝られないことです。
CBBスクールの屋根は、トタンでできており、雨が降ると大変響く仕組みとなっているため、寝られないほど、うるさくなります。
さらに、最近では、豪雨が降る際、きまって雷も鳴るので、本当に寝不足です。
2つ目は、断水です。
仕組みは、わかりませんが、豪雨が降ると、なぜか断水が起こります。
トイレを流すための水が出なかったり、水浴び場の水が貯められなかったりなど、不便が起こります。
この2点を除けば、村での豪雨は、村での一番の不便である「暑さ」をくれるため、嬉しいのですが、残念ながら、最近は上記2点がよく起こるので、対策を考えています。
プノンペンでの豪雨
プノンペンの豪雨にいいことはありません。
村での豪雨と同様、プノンペンでも豪雨が降ると涼しくはなりますが、プノンペンで涼しさは求めていませんので、悪いことしかありません。
また、プノンペンの排水機能はとても低いので、豪雨の際、プノンペンの都心部は浸水します。
日本の都心部では、かなり前から、内水氾濫の対策が行われていますが、そんな対策はプノンペンではされてないため、すぐに道路は水で溢れかえります。
なので、道路は川のようになり、トゥクトゥクのマフラーに水が入り、止まってしまったり、臭い川が氾濫を起こし悪臭を放つなど、日本では、あまり起こらないレベル水害が起こります。
水文学を専門としている私としては、すごく興味深い場面に立ち会わせていただいています。
そんな、日本だったら、ニュースになることは間違いない状況でも、プノンペンの子どもたちは水であふれた道路で遊ぶなど、こんなカンボジアならではの情景を変えてしまうと思うとインフラ開発がされるのも少し考えものですね。