スオスダイ!
今年の1月から約2ヶ月間CBBで単独インターンに参加させていただきました、竹口梨沙です。
今回は、CBBで過ごした2ヶ月間の振り返りを書かせていただきます。
➤カンボジアでの生活
1番初めのブログにも記載したのですが、やはり私の中では、カンボジアでのカルチャーショックが本当に大きかったです。
しかし、絶望から始まったカンボジア生活でしたが、慣れは怖いです。
2ヶ月も経つと虫なんて気にならなくなってきます。
ヤモリは友達です。
ここでの生活を通して、精神面が大きく成長したと実感しました。
また、カンボジア人は皆温かいです。
村で暮らしていると、初めて見る日本人にとても興味を持ってくれます。
ジュースなどを買いに近くのお店に行くと必ず椅子を用意してくれて話しかけてくれます。
すれ違った子供たちは「こんにちは〜!」と言いながら手を振ってくれます。
数十年前に悲惨な歴史があった国とは思えないくらい、カンボジア人は温かくて笑顔が溢れていました。
そんなカンボジア人に沢山支えられながら過ごしたCBBでの生活は、私自身にとってかけがえのない経験となりました。
➤日本語教師としての役割
私がこの2ヶ月、村の子供たちと向き合っていく中で大切にしていたことが二つあります。
一つ目は、「沢山褒めること」です。
新しいひらがなやカタカナ、漢字などの読み書きが出来るごとに、ハイタッチをしたり、ハナマルを書いたり、日本から持参したシールを貼ったりなど、子供たちのやる気を持続できるような心がけをしていました。
特に、お昼に1-2時間だけ日本語の勉強をしに来てくれる小中学生は、シールが大好きで熱心に日本語の勉強に取り組んでくれていました。
また、私自身も子供たちを褒めることによって、子供たちが笑顔になり、日々成長していく様子に喜びを感じていました。
二つ目は、「感情的にならないこと」です。
カンボジアの学校では「先生が生徒を叱る」という文化があまり浸透していないらしく、子供たちは怒られるとすぐに拗ねてしまう傾向が多いです。
しかし、時には子供たちの集中力が切れたり、喧嘩が勃発してしまったりなどと、叱る場面も出てきました。
郷に入っては郷に従えという最初に目標のように、出来るだけカンボジアの文化を尊重する生活をしていました。
勿論、悪いことをすれば叱るのは当然ですが、私だけの価値観を押し付けないようにすることが大切だと思い、自分の感情で子供たちに接しないよう気をつけていました。
➤最後に
CBBでの単独インターンを通して、目標であった「カンボジアの人と文化に向き合う」ということは達成できたのではないかと思います。
最初は絶望的なスタートでしたが、カンボジアの子供たち、カンボジアの文化、カンボジアの風景、どの瞬間の光景も大切に刻まれています。
そして、共にインターンとして過ごした、ジウさん、せいかさん、たいちくん、きりちゃんには感謝しかないです。
より一層カンボジアのことが好きになりました。
今度は、一緒に日本語の勉強を頑張った子供たちが日本に来る時を楽しみに、それまで私自身もパワーアップしていたいなと思います。
本当にお世話になりました!
チョムリアップ リア!