こんにちは、法政大学1年の柳田和哉です。
本日は、メコン大学日本語ビジネス学科の日本語の授業にお邪魔させていただきました。
異国の大学生がどんな様子で日本語を学んでいるのか、先生方はどんな教え方をされているのかなど興味津々で望みました。
来週の月曜日から本格的に開校するCBB日本語教室の授業に参考にさせていただければと。
(日本語で自己紹介させて頂きました。)
授業が実際に始まってみると、ちょうどカンボジアでは中国の旧正月だったこともありましたが学生が数人しかおらず、10分おきにひとりふたりと遅刻してきます。
一番前の席でせっせとノートをとっている学生もいれば後ろでずっとスマホをいじっている学生もいました。
外国の大学生はせっせと勉強すると聞いたことがありましたが、日本の大学の授業風景とそんなに変わりがないと感じました。
どこの国も同じで、やる気のある学生は授業に出てせっせと勉強し、やる気のない学生はテストにだけ顔を出すのかもしれません。
そして本日は、CBB大学進学支援の奨学金の件などで多々お世話になっている樋口先生の授業を見学させていただきました。
参考になる点は様々でしたが、文法を中心に教えられていたのが印象的でした。先週プレ開校した日本語教室では僕たちは生徒たちが日本語に親しみ、また退屈させない楽しい授業をしようと考えていましたが、日本でも中学一年生が初めて英語を学ぶときは文法から学びます。
文法なくして言語の学習はないのかもしれません。日本語の教室のカリキュラムも考え直す必要があります。
(シェアハウスに住む奨学金学生のマウとソチア。「いいですね。」と誉められていました!)
また生徒ひとりひとりのようすを観察されながら、退屈しない授業をされていました。個人がどの程度理解していて、どういう姿勢でで勉強にのぞんでいるか把握されているそうです。
自分がどうやって授業をするかを考えすぎて生徒のようす、表情に気を配れなくなったらどうしようもありません。
『教える』ことについてよく考えさせられる時間でした。
機会を下さったメコン大学の樋口先生、松田先生ありがとうございました。
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