こんにちは。皆様、お世話になっております。法政大学1年の柳田和哉です。
カンボジアでは中国の旧正月ムードの真っ最中。今日はお正月っぽい光景を見ることができました。
▲日本の獅子舞のようなものが、太鼓に合わせて踊ります。
獅子舞はこどもの頭にかぶりつき、巻いた爆竹が爆発。爆発の後はこどもたちが何かを拾っています。
子どもたちが拾っているものの正体は「Money」だそう。
この太鼓の音は一日中聞こえていました。なんだか心がほっこりしたカンボジアの文化に触れた一日でした。
今日はCBBスクール日本語教室のアシスタントをしているソムナンに聞いたある英語学校の話をご紹介します。
ソムナンがまだ高校に通っていたとき。英語の上達を目指して、コムポムチャム州にある英語学校に3カ月間通ったそうです。
「あそこに通って英語が話せるようになるのは、100人中10人だ。」
「一回の食事代は100人分でたったの5ドルなんだよ。寝るところもとても汚いんだ。」
「僕の友達なんか、一週間で戻ってきたよ。」
ソムナンが話してくれたコンポムチャム州の英語学校の現状は想像と全く異なりました。
ソムナンの友達は、村でお葬式があるから、とかお父さんが具合悪いからお見舞いに行ってくる、などと理由をつけて村に帰ってしまい、二度と英語学校に戻ってこなかったという友達がたくさんいたそうです。
「生活環境が悪いから、それに耐えきれなくてみんな辞めてしまう。」
ソムナンが言うには、自分は英語学校に通い、英語が話せるようになった唯一の3人の中の一人だといいます。
英語学校はカンボジア各地にあり、もちろん環境は各地によりけりですが、ソムナンに聞いた話では彼の通っていた英語学校はとても英語を勉強する環境とは言えず、生徒たちは学校のためにまき割りや食料の調達をさせられる、といった様子でした。
(現地代表のマサさんが都市の英語学校に訪問したときは、もっと良い環境だったと言います。)
▲CBBスクールの英語教室の先生の面接に来たソムナンの知り合い。彼も英語学校で教師体験があるそう。
カンボジアには各地に多くの英語学校がありますが、その特色はさまざま。
CBBスクールの持つ特色とはなんなのでしょうか。。。
生徒のためにもスクールの運営面のためにも、CBBスクールにしかない強みが必要になります。
まずは外国人が先生だということ。そして値段が格安なこと。
そして日本人である、NGOCBBにしかできない強みをここから模索し、たくさん工夫していきたいと思います。
○現在CBBでは「Ready For?」というクラウドファンディングに挑戦しています。
新着情報では現地からの声を多く発信しています。ぜひご覧ください!
▲前任の山田先生と子どもたち。先生はたまに動画を使って、日本の文化を紹介していました。
休学中に普通じゃないことに挑戦したい!途上国で人のために何かしたい!
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