参加者の声

カンボジアからのメッセージ~Teacherとしてのかけがえのない3週間~

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こんにちは。皆様お世話になっております。法政大学1年の柳田和哉です。

僕が3週間ほど務めさせていただいたCBBスクールの日本語教師、3月10日が最後の授業でした。
くにお1
(▲12:00~13:00のクラスの生徒と。女の子がとても真面目に日本語を勉強し、男の子が盛り上げる笑いのたえないクラスでした。)
まだ最後の授業から1週間ほどしか経っていないのですが遠い昔のように感じます。 長い時間を共にした生徒達との別れは名残惜しく、スクールが開講する前からずっと遊びにきていた子どももいれば僕が帰る前日にレジスターをした子どももいます。
来たり来なかったりする子どもも毎日黙々と勉強する子もいます。
もちろん教えたいことはまだまだ山のようにありました。
また、先生が短い期間でころころ変わるのも生徒にとって決して良いことではありません。
生徒と先生は時間をかけて信頼関係を築くべきで、お互いを理解するにつれて勉強の効率も上がってゆきます。 2ヶ月、3ヶ月ともっと日本語を教え続けたい、という思いです。
くにお2
(▲生徒の中で一番やんちゃなトン(12歳)お別れを誰よりも寂しがってくれました。)
今回は夏の渡航よりも長い滞在で、カンボジア人のためになることがしたいという思いで日本語教師を務めましたが、3週間でできること、教えられることはごくわずかでした。
ようやく生徒のことが分かり始めて、基本的に言葉の通じないカンボジア人にカンボジア人スタッフのソムナン君とともにどうやって日本語を教えるか、授業をどのように進めていくかなどがはっきりしてきたところです。
3週間、約15回の授業はとても少なかったです。 はっきりした成果を自分で感じるためには数ヶ月、あるいは1年2年と密接に関わり続けていかなければならないのかなと感じました。
今回の滞在がカンボジア人のためになったかどうかは分かりません。 ただ、短い期間でも僕の授業が生徒達が日本語を勉強し続けるきっかけになれたら良いなと思います。
また、僕個人としては人にものを教えることはもちろん、周りに気を配ることを学べました。Teacherが気を配らなければならないのは生徒だけではありません。
一緒に教えるソムナンはもちろん、生徒の親、パーブに住む近所の人々などなど。気持ちよく授業をするために気にかけなければならないことが多くあります。
またカンボジアでteacherをやれたらなと思います。
日本語だけでなく、英語や数学をカンボジア人に教えるのも面白そうです! 本当に人にものを教える喜びは何にも代え難いです。
僕が彼らに教えたことよりもずっとたくさんのことを彼らに教わりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ日本語の勉強を続けてくれたらなと思います。
kids
そして、僕の帰国後も生徒が続々と増え、15つあった机といすが埋まってしまいました。カンボジアには、「学びたい。」そう思っている子どもたちがたくさんいます。
たとえ、家に勉強机がなくても、文房具が満足に買えなくても、放課後の時間にお手伝いをしなければならなくても、、。
でもCBBスクールなら学びたいと思う子どもたちに勉強する環境を与えることができます。
○現在CBBではCBBスクール継続支援のためにクラウドファンディングに挑戦しています。
残り10日となりました。皆様のご協力よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/cbb_school

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