こんにちは。お世話になっております、現地駐在員の小澤です。
CBBの夏渡航メンバーが全員帰国し、日本人は現地駐在員の2人のみとなりました。
そして私自身、こちらでインターンを開始してから2ヶ月経過いたしました。
残り1ヶ月半、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(▲ 毎月の目標をシェアすることにしました。お互いの目標を達成できるように助け合います。)
先週メコン大学日本語ビジネス学科の授業見学に、カンボジア人教師ソムナンと共に行ってきました。前からソムナンはメコン大学に行きたいと熱望しておりました。
メコン大学教授の樋口先生はご多忙のため、残念ながら授業を見ることはできませんでしたが、その日は4年生のプレゼンテーション発表があり、それを見学させてもらえることになりました。
(▲ CBBシェアハウスメンバーのマウ。大学構内で偶然の遭遇。真剣に勉強していました。)
4年生の発表内容は、インターンシップの感想や、提案、後輩へのアドバイスなど様々。プレゼンの資料は日本語、また漢字も使われていて驚きました。4年生の日本語は本当に上手で、私も質疑応答の時間に質問させていただきましたが、私の質問内容をしっかりと理解して、答えてくれました。プレゼンが終わった後も何人かに話しかけましたが、特に問題なくコミュニケーションをとることができました。
(▲ 一緒に勉強し始めるソムナン。)
彼らの語学力には、ソムナンも相当驚いたようで、「すごい、じょうず」と何度も言っておりました。そして「私もここで勉強したい…」とつぶやいておりました。
(▲ 4年生のプレゼンテーションの様子。ホワイトボードに漢字を書いているのが印象的でした)
最近勉強サボり気味のソムナン、かなり影響を受けたのでしょうか。
次の日にソムナンが私に言いました。
「教科書以外のことを勉強しよう。」
正直これには驚かされました。というのは、いつも教科書を使って教えたがっていたのはソムナン自身だからです。
「私たちの生徒は、頭がいい子が何人かいるけれども、全く喋ろうとしない。」
これは、私がCBBに来た当初から感じていたことで、また、生徒とコミュニケーションをとりたいと思っていたのも私の希望でした。その実現のために、文法の時間を作ったり、簡単に使える会話表現を教えたりと試行錯誤を続けていましたが、それでは足りないと考えたのでしょうか…
「プレゼンテーションの時間を作りましょう。毎週金曜日。」
そこから、じゃあ準備は2日用意しよう。水・木曜日は準備で金曜日に発表。お題は3人で話し合ってきめよう。毎週やると飽きるかもしれないから、2週間に1回でもいいね…
日本文化の時間も残したいから…
などなど、授業の改善について真剣に語り合いました。
生徒の翻訳を手伝うことで、ソムナンにとってもいい勉強になる機会だと思います。
昨日から早速プレゼンの準備を開始しております。授業中の真剣さにはびっくり。みんな辞書や教科書とにらめっこ。
これからも授業改善の試行錯誤は続く模様です…!
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2015年10月~2016年3月31日任期@カンボジア王国コンポンチャム州
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