皆様お世話になっております。
CBB学生代表の常岡です。
他のメンバーよりも一足はやい2/19に現地入りをしました。そして首都プノンペンにあるCJCC(カンボジア日本人材開発センター)にて行われた“絆フェスティバル”に参加しました。カンボジアと日本の友好に寄与する団体の紹介や日本文化を伝えるイベントで、外では日本食の屋台や物品の販売コーナーがあり、ホールではのど自慢大会や浴衣コンテストが行われました。
(↑名物企画の浴衣コンテスト)
昨年は、現地の学生が暮らすCBBハウスのメンバーと国内メンバーでお好み焼きの屋台を出展するという形での参加でしたが、今年は部屋を借りて団体紹介をさせて頂きました。
今年の“絆フェスティバル”のテーマは“踊りと音楽”ということで、どのようなプログラムにすればテーマから外れずに来て下さった方に楽しんでもらえるのかとても悩みました。国内の運営や渡航のことも考えながら企画をするのは想像以上に大変でした。
団体について伝えながら楽しいイベントにするためには、やはり現地の学生の力が必要で連絡をとりますがうまく伝わりません。大枠はありながら詳細は確定しないまま現地に向かう事となりました。この時本番まで残された時間は2日でした。
(↑突然はじまったダンスにノリノリで参加する生徒とソムナン)
CBBスクールの高校生14人がコンポンチャムからプノンペンまではるばるやってきて、フェスティバルに参加してくれることになっていたそうで、次の日にはCBBハウスもとても賑やかになりました。
発表の前日もCJCCを訪れた高校生たちは留学相談会にも積極的に参加していたりCBBハウスに帰ってからも覚えたダンスを踊っていて、フェスティバルを楽しんだ様子でした。
CBBスクールの生徒がたくさん来てくれたので諦めかけていた楽器作りも、歌を歌うことも現実できる確信が持てました。「あなたたち、明日はここで歌ってください」と声をかけるととても恥ずかしそうにしていましたが、動画を見ながらずっと練習してくれました。
緊張しながら当日を迎えました。ギリギリまで考え抜いたイベントの内容は、CBBが国内とカンボジアで行う事業内容をパワーポイントで説明して、CBBスクールでどのような授業をしたら楽しいかグループでディスカッションしてもらう、そしてCBBスクールで行っている歌の授業から「涙そうそう」をスクールの生徒と一緒に参加者のみなさんに歌ってもらう、そして身近にあるものでマラカスを作り最後に曲に合わせて演奏するというものです。
持ち時間が終わるまでには用意された椅子がいっぱいになり、後半にはカンボジアでニュースキャスターとして活躍されるナリットさんに通訳をして頂き、軽快なトークで場が一気に温まったようで交流しながら歌と演奏を楽しんでもらえました。また、私達もスクールの授業のアイデアをたくさんもらいました。
(↑楽器作りをする参加者のみなさんと司会進行のナリットさん)
徳島商業高校さん、クーポンキングさん、かものはしさんなど昨年の12月に主催させて頂いたカンボジアフェスタでお世話になった方々にもお会いできました。新たな出会いもありとても充実した3日間となりました。CBBスクールの生徒たちにとっても流暢な日本語を話す方々と出会ったことは刺激になったようで、新しい教科書を使って熱心に勉強し、積極的に話しかけてくれるようになりました。この時、参加させてもらって良かったと心から思いました。
(↑最後に参加証明書を頂きました。CBBハウスで大切に保管しています)
最後に、会場を盛り上げてくださった日本福祉大学の皆様、直前のお願いにも関わらず笑顔で通訳を引き受けてくださったナリットさん、メールの返信が遅く前日にプログラムの変更をする私たちを理解し、迅速に対応して下さったCJCCスタッフの皆様、イベントに参加して下さった方々にお礼を申し上げます。