こんにちは。皆様、いつもお世話になっております。
法政大学三年鈴木善幸です。
あれから一年〜カンボジアに訪れて〜を以前書かせていただいた。
その時に私は書いた。
今回の渡航で会いたい人がいると。
会いたい人の一人がリダだ。
住み込みのメンバーとして去年からいる大切な友人。
今もいるのでスクールで会うことはできた。
カンボジアで散髪まで連れて行ってくれたいいやつ。
会えたことは純粋に嬉しかった。
リダの周りには多くの人がいる気がする。私たちもわからないことがあるとリダに聞くことが多い。
他の住み込みのメンバーも最年長のリダを慕っているような気がした。
日本語も上達していた。
プローモーションもしっかり行ってくれていた。
一年間は人大きく成長させていた。
そして、私が会いたかったもう一人はワンダだ。
前回のブログで、最後ワンダとの写真を載せたいと考えていた。
だから結論から。
載せます。会えました。
去年スクールで出会ってから一年。
どこか大人びた表情。
スクールから離れてしまって会うことはできないと思っていた。
私はワンダに会った瞬間涙ぐんでしまった。
久しぶりのワンダとの会話。
一年前では想像のできなかったが、日本語で普通に会話ができるようになってた。
去年習い始めたばかりの日本語はぎこちなく、精一杯頑張って話していた。
そんなワンダの成長。
感動した。
会話をしたいのに、何も言うことができない私。
多分話したら涙が止まらなくなることがわかっていたからであろう。
その時、ワンダが言ってくれた。
よち(私、鈴木善幸の呼び名)はいちねんまえ “がんばれ” を おしえてくれた。
と、彼は覚えていたのだ。
私は堪えていた涙を抑えることができなくなった。
一生懸命頑張っているワンダを応援したくて去年かけた言葉。
がんばれ の一言を覚えていてくれた。
(去年の最後のスクールでの夕食。)
私はワンダにしてあげることは少ししかなかった。
そして、今は家庭の事情で実家に帰ってしまった。
それなのに私との日々を覚えていてくれた。
こんな素晴らしいことはあるのだろうか。
私が帰国する時、ワンダも来てくれた。
涙をこらえようとした私の目はきっと潤んでいただろう。
ワンダは別れ際
『また、会いましょう。いつの日か』
このような日本語いつの間に習得していたのか。
関心ともに感動に包まれた。
私は最後に
『がんばれ』
と言った。
私は本当に今後会えないかもしれないワンダのことを思うと涙が止まらなかった。
私は今、支援とは何かという問いについて学んでる。
ワンダに関しては支援をするということに当てはまらないかもしれない。
しかし、会いたい人がいる素晴らしさを私は気付いた。
今回の渡航では二回目ということもあったので、視野をひろげて様々な角度から物事見れた気がした。
大切なことにも気づかされた。
カンボジアは行くたびに私に新しいことを学ぶ場をくれる。
私が今回感じたことはしっかり心に置き、今後の生活、人生に活かしていきたい。
毎回私が思うこと。
ありがとう。
カンボジアに。
生徒に。
出会った人々に。
ともに活動をしたメンバーに。
そして
会いたくて会えた人に。
感謝を忘れずに生きていきたいと強く思えました。
ありがとうございました。