皆様、いつもお世話になっております。第6期現地駐在員の石出恵です。
本日は9月15日~16日にかけて行われた[CBBスクール第1回課外授業!体育編。]についてご紹介します。
15日(木)、16人の子どもたちと7人のCBBスタッフが2台のバスに乗り込み、プノンペンへと出発しました。
JICAも協力する、NPO Hearts of Gold様主催の体育普及プロジェクトに参加するためです。
日本語を勉強している10歳~14歳の子どもたちを中心に声をかけ、親への許可をもらうために1人1人の家を現地スタッフと回ったりしながら、16人を選抜。
スタッフには日本人2人、そして現地スタッフ5人を選抜しました。
ほとんどがプノンペンに来るのが初めての子どもたち。前日はゲストハウスに1泊し、農村とは違う街並みに大騒ぎ。
普段赤土と森の中に住んでいる子どもたちにはガラス張りの高層ビルは何に見えていたのでしょうか。
スクールとは違う生徒の表情を見ることができて、私たちスタッフにとっても生徒たちにとても貴重な体験になりました。
次の日の朝、フットボールコートで始まった体育普及プロジェクト。
NPO Heart of Gold様が体育指導の仕方を教育省の方に教え、今日はその先生たちのテストの日でした。
5人の先生方がバスケットボールやリズム体操、大人気のサッカーなどの種目を1種目30分ずつ担当し、模擬授業を行いました。
CBBスクールの生徒はその生徒役。引率のソムナンやリダまで参加し、5つの種目のスポーツを教えて頂きました。
「こんなスポーツ初めてやった!」とバスケットに熱中するソムナン。
「ちゃんと順番変わってね!」の声に全く耳を傾けないタイ。
休憩時間のたびにサッカーボールを蹴りだす子どもたち。
特に今までやったことのないバスケットボールとリズム体操が気に入ったようで、ソムナンは「CBBスクールの生徒は学校でこんなスポーツやったことない。とても楽しんでいる。」と言っていました。
8時~11時までたっぷりとスポーツを堪能し、この日の体育プロジェクトは終了しました。
学校で体育の授業がないというCBBスクールに通っている子どもたち。素敵な経験をさせて頂きました。
今年の10月にはCBBスクールでもぜひ今日の体育を取り入れた運動会を開催したいと思っています。
午後は、プノンペン遠足の思い出にAEONMALLへ行ってきました。
カンボジアの子どもたちに大人気なのは自動で動くエレベーターと、屋上にあるアイススケートリンク。
何度も写真撮影をしたり、触ってみたりで大はしゃぎでした。
日本では買い物をするためにAEONに行きますが、カンボジア人はただ涼むためやエレベーターに乗るためにAEONへ出かけるようです。
日曜日だったこの日も多くの家族連れで溢れていました。
1泊2日のプノンペン遠足。CBBスクールの課外授業は参加した生徒たちの思い出に残る時間となりました。
機会を下さりました、NPO Hearts of Gold様本当にありがとうございました。