皆さん、はじめまして。
1月中旬から3月中旬まで短期インターン生として参加する髙橋英夫です。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は大学で「児童教育」という小学校教員の免許を取得できる科目を専攻しています。
現地では、カンボジアの子どもたちに少しでも日本語が「楽しい!」「興味が湧いた!」と思ってもらえるよう頑張っていきたいと思います。
インターンに参加しようと思ったキッカケ
以前、私はフィリピンに行きました。
そこである女の子を目にしました。
その子は道端でボロボロ服を着て、
タオルで包まれた生まれたての弟を抱えて座っていました。
2人の目は虚ろで、表情に覇気は感じられず今にも倒れそうな様子でした。
彼らはその姿を観光客に見せ小銭を稼いでいました。
ですが、その女の子は稼ぎ終わると「稼ぎ終わった!今日の仕事は、終わり!」と言わんばかりの姿でスタスタと道を歩いていったのです。
きっとその子は家族のために渋々物乞いをしていたのだと感じました。
すべての人間は、自分の思い描いた人生を歩みたいと思っています。
しかし生まれ育つ環境によって、その子どもたちの将来が変わってしまう、変えられてしまう状況。
私は憤りを感じると共に「教育格差」について考えるようになりました。
「もしあの女の子が、学校に通い算数ができたら、お店でレジ打ちができたかもしれない」
「もしあの女の子が、学校で英語を学んでいたら、どこかの会社で働いていたかもしれない」
と、帰国してからずっと考えていました。
そのような状況を少しでも変えたい。
教育を通して「1人ひとりが学び、よく生き、生まれや育ちに関係のない社会」を実現したい。
何か自分にできることはないのかと、インターネットで調べていた時に、この団体にたどり着いたのが、私の参加したきっかけです。
少し真面目な自己紹介になってしまってしまいました…。
ですが、私がこの団体と関わらせてもらえるのは何かの「ご縁」だと思っています。
与えられた期間で現地のスタッフや子どもたちと一緒に成長したいと思います。
短い期間ではありますが、よろしくお願いいたします。