こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
多国籍な夜ご飯
週末の夜、プノンペンから帰ってきて、晩御飯をどうしようか考えていると、部屋のドアをノックする人が。
出てみると知らない女性が立っていて、「一緒にご飯をたべましょう」と誘われました。
外に出ると、そこにはカンボジア人10人ほど、スレイリャの友達が集まっていました。
用意してくれたカニ料理を食べながらたくさん話しました。自己紹介から始まり、どんな仕事をしているのか、恋人はいるのかなど…
カンボジア人は日本語が流暢に話せる人、英語が話せる人、日本語も英語もできないけど韓国語ができる人などさまざまでした。
常に4か国語が飛び交っていて、誰かに通訳をお願いしたり、ジェスチャーと知っているクメール語で伝えようとしてみたりと多国籍なご飯会になりました。
完璧じゃなくていい、とりあえず話す。日本人、カンボジア人どちらも外国語を勉強していてその大変さを知っているからこそ間違いを気にせずどんどん話せたのだと思います。
分かる言葉が増える面白さ
知っている言葉が増えると、それだけクメール語でのコミュニケーションが楽しくなります。
市場へ行った時のこと。
今日のご飯、何を作ろうか野菜とにらめっこしながら考えていると、おばちゃんが私に何か話しかけてきました。
「…トロアップ…サッチュルー…チャー…」
トロアップ:なす
サッチュルー:豚肉
チャー:炒める
おばちゃんは「なすと豚肉を炒めると美味しいよ。なす、買っていきな!」
と言っていました。おばちゃんが言っている内容を理解できたことが嬉しくて、言われた通りになすと豚肉を買って帰ったのは言うまでもありません。
動画撮影をしていたとき。
午後5時から小学生に英語を教えてくれているチャンティ。映像授業の撮影では、クメール語の発音をお願いしています。
「チャンティ、私が“私は学校に行きます”って言ったら“クニョム タウ サラー、” “私は鶏肉を買います” て言ったら“クニョム テン サイッモアン” て言ってね」
とお願いすると、「クマエ、いいですね~。You do not need my help. You can do by yourself!」
と褒めてもらいました。単語量も発音もまだまだですが、現地の言葉が話せるようになると現地の人たちも嬉しそうです。
「Tomorrow I check you remember.」
明日今日新しく覚えた単語をテストするとチャンティが言ってきました。会社員、エンジニア、医者…
「チャンティ、ピバ(難しいよ)オッチェ(できない)…」と弱音を吐きながら私が必死に練習しているのを見て、チャンティは楽しそうです。
クメール語を勉強することで言語そのものが身に着くだけでなく、現地の人との距離もぐっと近づきます。
どうすれば話せるようになるの?
とにかく話す、話す。現地の子が使っている単語や表現はそのまま真似ます。何て言えばいいのかわからなかったり、発音しても通じないときは単語帳を指さしながら伝えます。
どんどん声に出していると早く覚えられるうえ、発音指導もたくさん入ります!
日本語にも英語にもない発音は難しいですが、上手く言えてカンボジア人を「おおー」と言わせることができた時はとても嬉しいです。
カンボジアでは周りの方は全員クメール語のネイティブスピーカーです。クメール語をタダで話し放題、伸ばし放題、こんな環境はほかにありません。
現地の言葉が話せることでコミュニケーションもスムーズになり、距離もぐっと近づきます。
日本語、英語に加えてもう一つ新しい言語を学びたい方、カンボジアに興味がある方、これからインターンに来られる方、ぜひクメール語習得目指してください。
↑↑ポチッとしていただけると励みになります↑↑