皆様お世話になっております。
インターン生の山下夏生です。
今回は手に入る物質の限られたカンボジアでのインターンを通じ、幸せに感じるようになったことを特に8つピックアップしてお伝えします。
今いる環境がいかに恵まれているか実感していただけたら幸いです。
また、この記事を通じてカンボジアの様子を少しでもお伝え出来たらなと思います。
この記事の目次
・虫がいない
私がカンボジアに来て最もいやだったことが、どこに行っても虫がいることでした。
市場で朝食をとっていてもハエがたかり、CBBスクールで作業していてもハエが体にとまり、夜には電気に無数の虫が集まり、トイレや風呂にはカエルがたくさんいたりと、カンボジアでの生活は虫との闘いであったと言っても過言ではないと思います。
現地の人はもうすっかり慣れてしまっているようでハエなどは気にもとめていない様子でした。
そんな状況にあって、たまにシュムリアップなどの都市に行き、綺麗なレストランに入って虫が全くいないと本当に幸せを感じました。
日本では、当たり前のように虫が飛んでいる家はほとんどないと思いますので、今まで恵まれた環境で生活できていたことを実感しました。
・温水のシャワーがある
カンボジアでは温水のシャワーに出会えることは滅多にありません。
もちろんCBBスクールも冷たい水しか出ませんでした。
昼間は暑いからシャワーが冷たくても特に問題はないのですが、早朝や夜の気温はかなり低く、シャワーがとても冷たく感じます。
アンコールワット観光に行った際、宿に温水シャワーが付いていたときの感動は今でも忘れられません。あまりにも心地よすぎて30分以上浴びていていました。
・トイレにトイレットペーパーが備え付けられている
盗まれるからか、それが文化なのかはわかりませんが、カンボジアのトイレにトイレットペーパーが備え付けられていることは稀です。
桶に水が入っていてそれでお尻を流すのが基本です。
それで、たまに綺麗なお店などのトイレにトイレットペーパーが備え付けられていると本当に感動します。
・冷たい飲み物を飲める
CBBスクールには飲料水が常に買い足されておいてあるのですが、もちろん冷蔵庫はないため、いかに暑い日でもぬるい水しか飲めません。
その中で子供たちの送迎のついでに市場で氷で冷やされた飲み物を買って飲むと本当においしい、幸せだと感じます。
日本の我が家に冷蔵庫があっていつでも冷たい飲み物があることの素晴らしさを感じました。
・エアコンがある
カンボジアではかなり高めのレストランやホテルでないとエアコンはありません。
一般の家庭にも、CBBスクールにもエアコンはありません。
あるとしても扇風機だけです。
そんな中でエアコンで空調の整えられた空間に出会うと本当に感激していつまでもそこにいたいと思ってしまいます。
・道がコンクリートで舗装されている
シュムリアップやプノンペンなどの都市部では大体の道はコンクリートで舗装されていますが、CBBスクールのある村などの農村部ではそうではありません。
多くの人たちが通る主要な道以外は土、砂のままです。
ですから、バイクで走っていても砂煙がすごかったり、歩くだけで靴が砂まみれになったりします。
日本では多くの場所が舗装されており、靴で歩けることがこんなにも幸せなことなのだと感じるばかりです。
・しっかりした壁がある
農村部の家といっても、藁でできた家、木の板でできた家、プレハブでできた家、コンクリでできた家など、様々な材質からできています。
家の作りでその家庭の貧富の度合いが測れるといっても過言ではありません。
CBBスクールも以前はトイレ、風呂が藁で仕切られていたり、日本人が泊まる場所が外と仕切られていなかったりしました。
外とコンクリで完璧に仕切られ、安全を感じることのできる我が家は素晴らしいと思います。
・普通に会話できる
3週間も現地に滞在すれば多少はクメール語が分かるようになりますが、それでも現地の人とクメール語で意思疎通をすることはとても難しいです。
生徒たちや行く先々で出会った人と軽く談笑することもままならないのは本当に歯がゆい思いをします。
日本で日本人同士普通に会話できることがこんなにも楽であるのかと実感しました。
いかがでしたか?
日本では当たり前すぎて気にしたこともないかもしれません。
私自身こんなにも恵まれた環境で勉強できるのだから、より一層カンボジアの人に負けないように勉強しなければならないと感じます。
それでは次回をお楽しみに!