皆さまお世話になっております。
一般社団法人Cycle beyond the Borders代表理事、高橋昌祐樹です。
現地ではクメール正月も終わり、お祭りの日々から日常が戻ってきました。
さて本日は今月新しく始めた新規プロジェクトのご報告です。
新規プロジェクト「スーパーカブ奨学金」
カブを見ると古き良き日本を思い浮かべるのは私だけでしょうか。
自分は昭和を知らないにも関わらず、カブにはどこか懐かしさを感じてしまいます。
そんなカブとともにプロジェクトを始められたこと、嬉しく思います。
CBBは2011年に自転車の支援から始まった団体です。
2017年に入ってからも少数ですが、目が行き届く人数に絞って支援を続けています。
今回はその自転車支援の派生プロジェクトです。
閃いた直接の原因はトゥクトゥク運用停止ですが、より持続性のあり、よりニーズのあるカブに辿り着け、6年間の蓄積は無駄ではなかったなと感じる支援でもあります。
また修理代もガソリン代も他のバイクに比べ安く、農村でこどもに提供するにはもってこいのバイクなわけです。
奨学金対象者選定
今回はCBBスクールで継続してボランティアティーチャーをしてくれているチャンティーに提供しました。
現在中学2年生、14歳のしっかりものの女の子です。
今後は2か月に1台程度のペースで、優秀な生徒や物理的に通学が厳しい生徒などに提供していければと考えています。
バイクは無料貸し出し、期間はスクールに通い続けている限り、修理・ガソリン代はチャンティーの実費負担となります。
ロジ流れ・行政連携
今回の支援でももちろん行政のサポートを受けています。
1、支援者選定
2、プノンペンにてバイク購入・修理
3、契約書作成
(↑地区役所で公務員の方に契約書作成依頼)
ここで結婚や離婚、土地の売買などの証書も出してもらえます。
(↑写真の奥の方が7つの村を束ねる地区長)
(↑契約書ほか関係書類)
4、契約書調停
5、コンポンチャム州都にてナンバー製作、登録
6、ナンバー設置
今後もより現地のニーズにあった支援を続けて参ります。
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