こんにちは。インターン33日目になりました、インターン生の本多です。
本日は、身を以て体験した、新興国で生活していく際のリスクマネジメントの大切さをお伝えしたいと思います。
みなさんは、リスクマネジメントという言葉を知っていますか?
リスクマネジメントとは、リスクを組織的に管理(マネジメント)し、損失などの回避または低減を図るプロセスの事です。
簡単に言えば、何かトラブルやアクシデントに巻き込まれないように事前から気をつけて行動することや、万が一トラブルやアクシデントに巻き込まれてもなるべく被害を少なくするために事前に準備して置いたりすることです。
特に、治安がまだまだ良いとは言われないカンボジアにおいては、このリスクマネジメントをどうするのか、ということが大変重要です。今回、わたしはこの重要さを自分の身をもって経験しました。
週末、プノンペンで移動手段としてバイクタクシーに乗っていたところ、バイクと車が追突事故を起こし、バイクから飛び出し転倒してしまいました幸い命には別状はありませんでしたが、左肘に割と酷い傷と打撲を負ってしまいました。
バイクタクシーのひったくりや交通事故のリスクは重々承知でしたが、やはり安くて移動も速くできるため、その便利さからよく利用していました。
しかし、今回の事故から、自分のリスクマネジメントがいかに甘いものであったか、ということを知りました。そして今回この経験から、リスクマネジメントに関する2つの重要なことを学びました。
① 「わたしは大丈夫」と思う時点でリスクマネジメントできていない
カンボジアで生活して行く上では、自分の命や貴重品は自分の身で守ることが鉄則です。
しかしながら、生活に慣れて来たり、少し時間が経つことで、「わたしは大丈夫」という過剰な自信がついていたことに気づきました。
しかしながら、本当は大丈夫ではありません。いつ何が起きるかわからないし、いつトラブルに巻き込まれてもおかしくありません。
「わたしは大丈夫」という過剰な自信がある時点で、それはもうリスクマネジメントできていないのです。
「わたしは大丈夫」でなく「いつ何が起きるかわからない」と思うことが大変重要ということに気づきました。
② 少しの便利さより、より安全を
バイクタクシーは先述したように、安く速いためその便利さから利用をしていました。
しかしながら、その便利さを取ったため、交通事故やひったくりに遭うリスクが高まっていたのも事実です。
いくら便利でも、いくら安くても、それを取ったために命を落としてしまったら、何の今もありません。
便利さ、安さも大事であるけれども、それ以上に安全面もきちんと考え行動すること。少し不便であっても、より安全な方を取る。
これも、新興国で生活していく上では、大切なリスクマネジメントであるということに気づきました。
わたし自身は今回痛い目を見て、自分の身をもって教訓を得たので、この経験を経て、今後の生活に生かして行きたいです。
カンボジアを初めとした、たくさんのアジア国に多くの方が観光で足を運ばれると思います。楽しく、そして安全な旅にする為にも、是非リスクマネジメントについてきちんと考えて見てください。
そして、私のような、私以上に悲しい思いをしないように、私の経験からリスクマネジメントの大切さを知ってもらえたら幸いです。
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