お世話になっております。長期インターン中の勝間田です。
最近はプノンペンと村を行き来する生活にも慣れてきました。
担当するクラスは二つ、でも体は一つ...
今日、1時間目は、私が受け持つクラスは1クラスだったのですが、2時間目は、2クラスを1人で持つことになりました。
おそらく、今までインターンをされてきた過去の諸先輩方は、1人で多くの生徒をもつことが当たり前だった人もいると思います。
相当大変だったのだろう…と、本日体感しました。日本で教員をやっていたころは、担任するクラスに30人弱、授業をする学級も、20人~30人弱でした。
1人で大勢の生徒に対して授業することも、話をすることも語ることもしてきたので、本日も授業を受ける生徒の人数自体は苦ではありませんでしたが、問題は進度が違いすぎるということです。
1クラス(クラス1)はひらがなが大分できている状態で、単語や質問、返答なども、ある程度自分たちでもできている集団です。
もう1クラス(クラス2)はひらがなを丁寧に教えなくてはならない集団です。
明らかにレベルが違う2つの集団を同時に見るというのが、非常に大変でした。
授業内容や教材を工夫しない限り、満足のいく授業をすることは不可能だと思いました。解決策を模索したいと思います。
生徒だって先生になれる!
夕方、ある生徒が、他の生徒に対して、ひらがなを一生懸命教えていました。
誰かに教えることは、自分自身の復習にもなり、相手に対して、わかりやすく教えようとすることで、頭の整理もできるため、非常に良い活動です。
本来、子供同士で教え合ったり、高め合ったりできる活動が授業の中にあると、子供たちもより育っていきます。
何より、子供たち同士で学び合っていきます。そんな雰囲気や環境ができあがってくると、相乗効果が生まれるでしょう。
ただ、教えられているだけでなく、子供がわかったと感じる瞬間、できるようになっているという実感をさせてあげられるような授業にしていきたいですね。
教材は、教員で分担して作っており、良いペースで増えています。ワンパターンの授業を改善するためにも、時間を有効に使って、教材研究に励みたいと思います。
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