オピニオン

ストレスとは...?@教育支援での現場で感じたこと

投稿日:2017年11月21日 更新日:

お世話になっております。長期インターンの勝間田です。最近はストレスがたまっています。あまりストレスを感じずに過ごしてきましたが、ここにきて少ししんどいですね。

ストレスとは...?

ということで、ストレスについて書こうと思います。理科や心理学を通じて学んだことがあります。「ストレス」という言葉は、もともとは物理学で使われていた言葉です。1936年に、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士が、イギリスの雑誌「ネイチャー」誌に短い論文を発表したことがきっかけとなり、医学の分野でも使われるようになりました。セリエ博士の説は、後に「ストレス学説」と呼ばれるようになり、セリエ博士が「ストレスの発見者」と考えられています。

ストレスは、生物が外的あるいは内的な刺激に適応していく過程を概念化したものです。気温が変わればそれに適応し、仕事の内容が変わればそれに適応し、人間関係が変わればそれに適応していく。そうした「環境の変化」に適応していく時の反応プロセスが、ストレスという概念にまとめられました。

良いストレスと悪いストレス

一般的に、ストレスは悪いものと考えられていますが、ストレスには「良いストレス」もあります。「良いストレス(快ストレス)」とは、例えば、目標、夢、スポーツ、良い人間関係など、自分を奮い立たせてくれたり、勇気づけてくれたり、元気にしてくれたりする刺激です。 こうした「良いストレス」は、人生を豊かで充実したものにしてくれます。

「悪いストレス(不快ストレス)」とは、例えば、うまくいかない人間関係、働き過ぎ、不安や恐怖など、自分のからだやこころが苦しくなったり、嫌な気分になったり、やる気をなくしたりするような刺激のことをいいます。

急性と慢性

ストレスを、時間軸で分類すると、「急性ストレス」と「慢性ストレス」に分けることができます。「急性ストレス」は、突然の変化や、危機的な状況に遭遇したときなどに起こるストレスで、地震や台風などの自然災害に遭遇した、朝電車に乗ろうとして駅に行ったら運転中止になっていた、突然人事異動を言い渡された、恋人や知人と突然お別れすることになったなどが例としてあげられます。このような急な変化や予期せぬことが起こったときに感じるストレスが「急性ストレス」です。現代社会は、変化の激しい社会です。予期せぬことや、突然の変化が起こりやすくなっています。急性ストレス下においては、判断ミスや意思決定のミスが起こりやすいと考えられています。

「慢性ストレス」とは、持続的なストレスです。人間関係がうまくいかない人がいて、ずっとイライラが続いている、長時間労働が続いていて、疲れがたまっている、近隣でずっと騒音が続いていて、イライラするなどが例としてあげられます。安定した社会では、どちらかというと、「急性ストレス」よりも、持続的な「慢性ストレス」のほうが多いと考えられています。「慢性ストレス」がたまっていくと、心身に大きな悪影響を及ぼすことがあります。

私はいまどのようなストレスなのでしょうか。感情で動いたところで大抵良い方向に動きません。冷静にならないといけませんね。何が最善の選択なのか考え、行動したいです。

-オピニオン
-, ,

Copyright© 国際協力NGO CBB , 2024 All Rights Reserved.