お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
雨の中での授業
現在は雨期であるため、毎日雨が降ります。雨によって停電したり断水したりすることもしばしばあります。
雨が強いと生徒が来られなくなってしまうため、子供が来る時間帯に雨が降ることは非常に嫌です。
最近CBBに新しく来るようになったグループがいます。とても真面目に勉強し、ひらがなの読み書きを頑張って学んでいる状態です。
その子たちがCBBに来ると何故か雨が降ります。あなたたちが来ると雨が降るねと子供に言ったら笑っていました。
日本でも雨男、雨女という表現がありますが、同じようなことで子供たちと笑い合いました。雨が強く声も聞こえにくい状況で、雨漏りを必死にテープで防ぎながら楽しく授業を行っています。
ある日、雨が強すぎて教室に水がどんどん流れ込んできてしまうという事件が発生しました。水浸しになっていく状況を改善するため、簡易的な水路をつくって水を教室の外へ流す作業を行いました。
幼いころよくやった泥遊びのようなものです。教室に水がいかないようにするための作業ですが、どこか懐かしく、楽しさを感じました。
子供たちといろんな状況を共にしながら過ごしている今日この頃です。
勉強以外の大切なこと
最近、子供たちに意識させるようにしていることが2つあります。
以前から意識させるよう子供たちに声かけをしてきましたが、インターン生でもう一度共通認識を図りました。
1つ目は挨拶をしっかりとすることです。子供と会ったら挨拶、現地の家族や会った人に挨拶をすることは当たり前のことだと思います。
カンボジアでこんにちはと挨拶をするとき、手を合わせる文化があります。日本では礼をします。
授業開始時、終了時には挨拶をします。そのとき、手や足の位置、姿勢を見て、礼をしっかりとしてありがとうございました、さようならを言うよう指導しています。
教員側がしっかりとやれば子供達は自然と真似をします。ニコニコしながらみんなで最後に気持ちよく授業を終わることができているため、大変雰囲気が良いです。
2つ目は物を大切にすることです。
教材を使ったら片付けをし、座ったイスをたたんで元の位置に戻す、教室にゴミを捨てないでごみ箱に入れるようにすることなど、しっかりと子供たちを見て、きめ細やかな指導をしていきたいです。
きれいとは言えない環境の中でも、最大限良い環境作りを子供たちとしていけたらと思います。
子供たちのロールモデルに
1つ目も2つ目も、どちらも教員側がまずは徹底して行うべきものだと思います。
子供は先生のことをよく見ています。真似することも大好きです。
教員が挨拶をしっかりとすること、物を大切にし、きれいな環境を保とうとする姿を見せ続ければ子供たちも自然にそうなっていくでしょう。
インターン生が定期的に変わっていくCBBで、そういう基本的な礼儀やルールは引き継いでいかなければならないと思います。
私がいる間はもちろん、今後も継続していってほしいと願うばかりです。
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