お世話になっております、事務局インターン生の脇坂です。
2018年の年末、引き続きカンボジアから現地の状況を発信したいと思います。
今回はモンドルキリに引き続き、学生たちとKampotへ旅行に行ってきたので、そのレポートです。
1日目:メコン大学卒業生のお家へ訪問
Kampot旅行1日目、私たちが最初に訪れたのはメコン大学の卒業生のソニタさんの実家です。
彼女は前回のインターンシップ時、過去の奨学金生であるソッチアと3人でよく遊んだ親友の一人です。
現在は、プノンペンで警察の仕事をしながら、AEONでも働いています。
もちろんメコン大学の卒業生ということで、日本語もできます。
彼女の実家は、実は訪れたのは初めてではありません。最初は、去年の夏でKampotへ日本語ビジネス学科として日帰り旅行の時です。
彼女の家は、自分がコンポンチャムで見てきた、奨学金生の実家とは違いとてもおおきく、テレビ、冷蔵庫などの電化製品もそろっていました。
彼女のお父さんも警察で、また家族で農業をしています。
私はその中で、収穫したお米を天日干しする作業を手伝わせてもらいました。
カンボジアでよく見る、あの細長いお米です。
収穫の刈り取り以外の作業はすべて手作業でソニタさんの妹も一緒にこの作業をしました。
普段食べている、お米がどのような作業を経て私たちの口へと運ばれるかというのがわかる興味深い経験でした。
2日目:ボッコー山
2日目は、ソニタさんの家からバイクで約2時間、ボッコー国立公園という場所へ行きました。
このボッコーというのは牛の背中のこぶという意味だそうで、どの外観からボッコー山と呼ばれているそうです。
このボッコーはとても広く、山頂まではバイクや、ツアーのバスで行くのが一般的なようです。また、観光地ということもあり、多くのカンボジアの人だけでなく、欧米系の人も多い印象でした。
このボッコーには、フランスの植民地時代に避暑地として栄えたようで、カンボジアではあまり目にすることのない廃墟化した教会を見ることができました。
また、教会のほかにも昔使われたであろうホテルの跡が残っていて、歴史を感じる場所でした。
避暑地として栄えたということもあり、確かに地上よりは涼しく、むしろ寒いくらいでした。
ボッコー山へ行く際は、上着を持っていくことをお勧めします。
また、現在はソッカー社によりリゾート開発中のようで、一見その場の雰囲気に合わない高級ホテルなどが立ち並んでいました。
調べたところによると、数年後にはゴルフ場やレジャー施設も完成するようでより多くの観光客を集めることとなりそうです。
山頂からの景色はとてもきれいで、日ごろの疲れをリフレッシュするにはとてもいい場所だと感じました。
山の付近には多くのゲストハウスがあったほか、レストランも多く見られたので一度行ってみることをお勧めします。
2日目:ケップ
ボッコー山の後は、ケップという海が近い街へと行きました。
日本のガイドブックには余り載っていませんが、現地の人の間では有名なリゾート地のようです。私も現地のガイドブックなどでしかケップは見たことがなく、ずっと行きたいと思っていたところでした。
この辺りは海の近くのため、市場には肉ではなく、魚、イカ、エビ、カニなどの魚介類が多く並んでいました。プノンペンで食べることはもちろんできますが、新鮮なものはここでしか食べられないのではないのでしょうか。
私たち4人はカニを買って帰りました。
ソニタさんが調理をしてくれ、とてもおいしく食べることができました。
2泊3日と泊めてくれたソニタさん一家にはとても感謝しています。