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高橋英夫インターン終了報告~生徒たちへ贈る言葉~

投稿日:2017年3月25日 更新日:

皆様、いつもお世話になっております。

1月中旬~3月中旬まで、現地で短期インターンをしていました、高橋です。

私は3月12日に帰国しました。

今年は例年より寒く、凍えながら日本に戻ってきたのを思い出します。

 

今回は、私の約2か月のインターン生活を振り返りたいと思います。

私の予想を超えて、うまくいかなかったもの

私は教員養成系の大学で「児童教育」を専攻していました。

そこで学んだことを使って、カンボジアで勝負してみようとしましたが、結果はうまくいきませんでした。

具体的には、

子どもたちが10分間椅子に座っていることができない。

集中力が切れやすい。

ノートをしっかりとっているが、頭が動いておらず、授業が意味のない時間になってしまっている。

上記のことは、渡航前に懸念として考えていましたが、懸念していた以上にできませんでした

そこで気づかされたのは、私が学んできたことは、“あくまでも日本で通じるもの”ということでした

(子どもたちに大ヒットした、単語探しゲーム!)

この課題を克服するために、授業を受けている子どもの目線に立って考えてみることにしました。

「どうしたら子どもたち頭の中を活発的に動かせるか。」

「どうしたら子どもたちが1up(成長)して、帰宅できるか。」

と考えていました。

その課題の打ち手として、私はプロジェクターを使った授業の実践を行っていました。

結果として、プロジェクターを使って授業展開を行ったことで、子どもたちの集中力の継続や、子どもたちの頭の中を活動的にすることができたと実感しています。

特に嬉しかったことは、子どもたちが40分間集中して椅子に座っている姿や、集中力を途切れさせずに授業を受けている姿を目にしたことでした。

これらの経験は、2ヶ月で私の1番嬉しかったことです。

失敗の連続の先に、見えてきたものとは。

今回、私が短期インターンに参加して学んだことは、担当した子どもたち、1人ひとりも見捨てないということです。

授業中に騒いでしまう子や教師の声に耳を傾けない子など、様々な子どもたちがCBBの教室にはいました。

確かに、学習面ではそういった特徴の行動をしてしまうかもしれませんが、学習面以外のことに関して目を向けてみると、全く違った子になっていた子がたくさんいました。

(以前、私が書いたブログの記事にあったサッカーや授業以外でのかかわりなどです。)

そういった面を広い視野で見て、“1人ひとりの良いところ”を見つけていきたい、見つけてあげられる教師になりたいと思います。

そして、その“良いところ”を気づかせ、伸ばしてあげるのが、教師としての役割ではないかと学びました。

CBBスクールに通う子どもたちに贈る言葉。

カンボジアの子どもたちには、「1人ひとり良く生きてもらいたい」と感じています。

そして、“良く生きる”ためには、夢が必要なのではないかと思います。

夢は途中で変わっても良いと思います。

一番大切なのは、夢を最後まであきらめずに追い続けること。

どんなに長く険しい道でも、いずれはゴールがあります。(ゴールがあるということは、新たなスタートでもありますが。)

でも、その項を目にできるのは、ゴールに辿り着いた「その人」しか見れません。

だから、自分の夢の実現を忘れずに頑張ってもらいたいです。

そうすれば、「良く生きる」ための基盤になると思います。

そして、「感謝することを忘れない」でもらいたいと思います。

自分の家族、友達、学校の先生など、自分の生活に接している全ての人に感謝をし、その「恩」を忘れないでいてもらいたいです。

私は、これから教育系の職業に就き、社会に出ますが、このカンボジアのCBBでの2ヶ月を活かしていきたいと思います。

今まで応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

CBBでは短期インターンを随時募集中です!興味のある方はまずはお気軽にご連絡ください!

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