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JICAカンボジア事務所訪問で改めて考えさせられたこと

投稿日:2018年2月6日 更新日:

みなさんこんにちは、CBB学生部一年生の松島菜恵です。

JICAカンボジア事務所に併設されている、国際協力の情報センターであるJICAプラザカンボジアに伺わせていただきました。

大学で発展途上国への開発援助について勉強しており以前からJICAの事業活動に興味があったため今回の訪問はとても興味深かったです。

JICAプラザカンボジアでは過去のJICAや他のNGO団体が行った事業記録があり、政府レベルで巨額な金額が動く大きなプロジェクトや日本にいてもできるプロジェクトの記録があり国際協力がより身近に感じることができました。

今回の訪問で多くの資料を読ませていただいた中で私が感銘を受けたものを紹介したいと思います。

【発展途上国の自立】

「発展途上国での自治を確立するためには先進国が自国と同じ方法を押し付け、解決方法を提示するのではなく発展途上国に任せる勇気が必要である」というものに感銘を受けました。

間違っていると頭の中では分かってはいるが私の中でボランティアや支援や援助はなにかを「してあげる」という感覚がどうしてもありました。

しかしこの資料を読み続けると発展途上国で暮らす彼らの「未来を作る力」を信じることが開発援助や国際協力の第一歩ではないかと思いました。

また自治の確立はひとりひとりの自尊心を保つことが大事であるとわかり精神的な援助の必要性も強く感じました。

【ボランティアの姿勢】

またボランティアに関する資料では「他人のために行うことは苦ではない」ということが書かれてあり、今回の春渡航で身をもって感じることができました。

言葉が通じない分ボランティア活動の後に彼らの笑顔をみると本当に嬉しく感じました。

【その国について理解する】

またライブラリー施設では義足や内戦時に埋められた地雷による被害の写真のある資料も展示されており内戦の恐ろしさを知ることができました。

ボランティアをする身としてその国の歴史を知ることが大切だと思います。

負の歴史は悲しく辛いものですが、それを理解して歩み寄る姿勢が国際協力には重要であると思いました。

日々の生活1つでも日本とは全く違い驚くことばかりですが充実したカンボジア生活を送っています。

 

今回のJICAカンボジア事務所の訪問で国際協力やボランティアの根本的な姿勢のあり方を再確認することができ、ボランティア活動や大学での勉強を通じてもっと国際協力について身をもって学んでいきたいと感じることができたいい機会であったと思いました。

他のメンバーも各自興味のある分野について真剣に資料を読んでいました。次回はJICAの方にお話を伺い実際に事業現場を見たいと思いました。

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