お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
最近は渡航メンバーやインターン生OGが来てくださったり、インターン生が増えたりと、日本人が多くなっています。
たくさんの日本人がいると、子供たちが多くの人と関わり、コミュニケーションをとることができるので喜びます。子供たちが喜び、楽しみながら普段勉強している言語を使う機会が増えることがとても嬉しいです。
日本人vs現地人が教える日本語の良さ
2週間ほど前に、渡航メンバーがCBBを訪問してくださいました。
プロジェクトの中で日本語学校と大学を訪ねる機会があったので私も同行させてもらいました。
日本語学校は17歳から30歳ほどの年齢の生徒を教育しています。教員は現地の方がやっていて、日本語以外にも日本の文化、礼儀などを授業で扱っていると言います。入学した後テストがあり、結果によってレベル別クラスに分けられ、学んでいきます。
ビジネス学校ということもあり、朝行う清掃や訪問者、教員に対する挨拶も徹底されていました。
学校の先生と話す機会があり、いくつか質問をさせてもらいました。現在のCBBには現地人スタッフ、教員がいません。日本人だけで教育している立場として知りたかったことは、「日本人が日本語を教えることの良さと、現地人が日本語を教えることの良さ」です。丁寧に教えてくれました。
日本人が日本語を教えることの良さは2つあります。
1つ目は発音が正しいこと。
2つ目は日本の文化や情報をしっかりと教えてもらうことができること。
この2つがメリットと言っていました。
現地人が日本語を教えることの良さは、当然クメール語を話すことができるため、複雑な文法や説明もしっかりと解説することができることだと教えてくれました。
私がCBBで教えていて感じていたことと、完全に一致したため深く頷くことができました。答え合わせができてよかったと思っています。それぞれ長所はありますが、逆に考えればそれぞれ短所でもあります。
子供たちのために、現状の中で最大限に良い教育を
我々が現地の子供達に教育するうえで何をすればいいのか改めて考えました。教育の質をより高め、学力を伸ばすことを最優先したいのならば現地スタッフが必須だと思います。より複雑な解説を任せることができるからです。
しかし、現在はその存在がいません。ならどうすればいいのか、現状の中で最大限子供達に良い教育ができるように尽力するしかありません。
発音や文化を教えることができるという長所を生かして、日本人だけでできることを頑張っていきます。また状況が変わっていくことも当然あると思います。その都度、最善策を考えていけば良いと思います。
子供たちや私たちが教育していく人が育つ、成長する、良い方向に進んでいけるようになるのが結局1番の我々の望みで、そのために何をするのか、できるのかだと思います。
また、教育に力を入れるとともに、CBBに来てくれる生徒にとって楽しい場所、来たい場所、日本人に会える場所と笑顔で思ってくれるような、そんな場所にしていきたいということも思います。過去のインターン生やスタッフがそうしてきたように、それは受け継がなければなりませんね。
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