こんにちは。現地で責任者を務めますCBB現地代表、高橋昌祐樹です。
今日は安全面に関してカンボジアスタディツアー中に起こりうる代表的なものをご紹介いたします。
CBBでは過去5年間の渡航を管理してきており、幸い大きな事故事件は起きておりませんが、注意点をご案内致します。
この記事の目次
主に農村編
1、下痢
氷やフルーツシェイク、生野菜などが主な発生経由です。
皆さん一度はなります。
水やコーラを大量に飲み、下痢止めは極力飲まないようにし、菌を体の外に出しましょう。
2、狂犬病
農村やシェムリアップでは犬にかまれる可能性がプノンペンより高くなります。
特に夜は気を付け、外に出る時は現地の人と一緒に行動しましょう。
狂犬病の予防接種も心配な方にはおススメしています。
3、風邪
12月~2月ごろのカンボジアは寒く、昼間は半袖半ズボンでも大丈夫ですが、夜は上着が必要です。
農村は更に寒く、夜中~早朝にかけては長袖長ズボンにパーカーやコート一枚では足りません。
少し厚手の上着を持ってきてください。
8月9月は日々猛暑日です。
しかし一方スコール(夕立)が多く発生するため夏のほうが風邪をひく確率が高くなるかもしれません。
海外旅行保険に加入することはもちろんのこと、日本の薬も持参しましょう。
4、水・食べ物
生ものや井戸の水は絶対飲まないようにしましょう。
氷もお腹が弱い人は気を付ける必要があります。
5、破傷風
錆びた釘や金属から傷口を介して発症します。
基本的に被害を見聞きしたことはありませんが、農村の家では釘が飛び出しているのは日常です。
常に周囲には気を付けましょう。
6、デング熱、マラリア
蚊を媒体とします。
決定的な予防策はありませんが、事前予防薬の服用、夜は長袖長ズボン着用、蚊帳の使用、常に健康体でいる、など対策を取ることができます。
主に都市部編
1、ひったくり
在住者の3人に1人程度が被害にあっているひったくりや強盗。
殺人は頻繁には起きませんが、暴行事件や銃撃事件も発生しています。
特に夜8時以降は治安が急激に悪くなるので、目立たず騒がず、手ぶらで外に出る、一人で行動しない等が鉄則です。
また手提げバック等はひったくられやすいので、リュック等体にフィットするものを選びましょう。
2、iPhone強盗
ひったくりと同じですが、iPhoneやスマホは道で使ったり、トゥクトゥクで使うと高確率でひったくられます。
周りに人がいないか、バイクが近づいてこないか常に意識し、スマホは極力、屋内で使いましょう。
トゥクトゥク移動中が一番危険です。
3、交通事故
カンボジアでは交通事故の死者数がかなり増えています。
トゥクトゥクやバイタク、バスが巻き込まれることもあります。
また道を徒歩で渡る時は現地の人と一緒に渡る等しましょう。
4、デモ
カンボジアでは反政府デモや賃上げデモが続いており、デモで死者も出ています。
デモは局地的なので特に接することはないと思いますが、興味本位で見に行くなどは辞めましょう。撃たれます。
以上簡単にですが、代表的なものを羅列しました。
次に実際に活かせるように、カンボジア行動する上でのシンプルな注意点まとめました。
カンボジア安全管理10条
1、生水、氷、生ものを口にしない。
2、一人で行動しない。
3、夜20時以降は必要がない限り出歩かない。
4、カメラやiPhone、貴重品を見せない、持ち歩かない。
5、目立つ行動はしない、騒がない。
6、許可なく写真を撮らない。
7、犬には気を付けて十分に距離を取る、現地の人に助けを求める。
8、知らない人についていかない。
9、バス等で寝るのは論外。
10、健康に常に気を使う。
最重要Tip!…日本ではなく、海外にいるという意識・緊張感を忘れない。
よく言われる話ですが、日本ほど治安のいい国はありません。
欧米に行こう途上国に行こう事件事故に巻き込まれる確率は上がります。
農村とシェムリアップの治安はいいですが、特にプノンペンは他の海外大都市と同様ひったくりなど犯罪が日常茶飯事です。
常に緊張感をもって周りの人に注意しながら行動しましょう。
また何かあった場合のために、自分の海外保険もしくはクレジット付帯保険の内容と緊急連絡先を把握しておきましょう。
***********************************
現在スタディツアーとインターン生、
また国内全国支部メンバーの募集の募集も行っております。
***********************************